児童手当の使い道を考える
自分に合った資産形成で、心豊かなライフスタイルを創るための“エレガンス”なマネー術を伝授する、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、マネーコーチの吉森ゆきです。
春休みの最中、長女と次女が県外に住む祖父母の家にお泊まりに行きました。
家にいるのは、2歳の末っ子だけ。
子供がひとりになると、ずいぶんと家事育児の負担が減るものだなぁと、しみじみ。
朝の仕事が始まる時点で、私自身のエネルギーがいつもより消費されていないことを感じています。
楽だなぁと思いつつも、いつもの賑やかさと子供の笑顔が見れない寂しさもあり、いいとこ取りできる方法を改めて考えたいなと思いました。
児童手当が拡充されれば、多くの世帯で収入がアップします。
様々な調査によると、児童手当の使い道は、「将来のための貯蓄」が圧倒的に多く過半数を超えていて、みなさん「貯める」意識が強いようです。
学費の備えなど、まとまったお金を貯めておくことはもちろん必要です。
ですが、闇雲に心配だからと貯めることだけを考えるのではなく、
貯める分と使う分
を計画的に考えられるようになりたいところ。
貯める分については、例えば銀行預金だけではなく、投資信託の積み立てなどを使って貯める方法を考えます。
NISAの拡充もありますから、税金のメリットもありながら、効率よく貯蓄できます。
銀行預金と比べてどれだけの違いがあるのか、シミュレーションを使えば具体的な数字でわかりますし、計画も立てやすくなります。
過度な心配をすることなく、貯蓄ができるようになるでしょう。
そして、使う分についてです。
どれだけ貯蓄が必要かが明確になれば、使っても良い、と考えられる金額も明確になります。
そのお金で、家事代行サービスを利用して家事育児の負担を減らしたり、家事の手間を大幅に短縮できる家電の購入などを検討します。
家事育児の負担が減ることで、子供とゆとりを持って接することができ家庭円満。
また、できた余裕で自分のスキルアップなどの自己投資をし、収入アップを叶えることもできるでしょう。
お金について知識があれば、ただ不安をしのぐための「貯蓄」一択ではなく、人生を豊かにしていくためのお金の使い方ができるようになります。
児童手当支給が拡充されるのをきっかけに、ぜひお金の学びをしていきましょう。
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