海外の金利上昇も、プラスにしていくために
こんにちは!
自分に合った資産形成で、本当にしたい生き方を叶えるための“エレガンス”なマネー術を伝授する1級ファイナンシャル・プランニング技能士、マネーコーチの吉森ゆきです。
アメリカの中央銀行(FRB)が政策金利を0.75%引き上げると決定しました。
急ピッチで金利を上げているとのことですが、日本に住む私たちにはどんな影響があるのでしょうか?
目次
世界中で物価が上昇し、利上げ開始。一方、日本は?
アメリカでは物価の上昇が著しく、なんと昨年の同月と比べて、9.1%アップ。
去年は10,000円だったものが、今は10,910円になっています。
40年ぶりの上昇率で、過度なインフレを抑えるために金利を上げるという政策を行っています。
こうした物価上昇は世界各国で起きており、EUの中央銀行も金利を上昇させています。
一方、日本。
同じくインフレは進んでいます。
昨年同比2.4%とのこと。
ですが、金利は上げないと中央銀行の総裁は発言しています。
- 日本の通貨は低金利
- 海外の通貨は高金利
になるということです。
もしあなたがどちらの通貨も持てるとしたらどちらを持ちたいですか?
もちろん、金利の高い海外の通貨ですよね。
金利が高ければ利息がもらえて、持っているだけでお金を増やすことができるからです。
金利差が大きくなれば、円安が進む
世界中でお金を動かしている人たちが同じような考えを持ちますから、日本円は売られ、ドルやユーロが買われるようになるのです。
日本円は売られていくということは、その価値が下がっていくということになります。
すなわち、円安になるということです。
ここ最近はウクライナ情勢が大きく影響して円安が進んでいますが、円安によって輸入品が上がっています。
エネルギー価格も上昇し、日本全体のモノの値段が上がっていますよね。
金利の差によって、円安はさらに進むのです。
日本の物価はますます上がり、生活を圧迫していくということになります。
日本円しか持たない弊害は大きくなる
海の向こうの国の話ですが、経済は密につながっていて、私たちの生活に大きな影響を与えます。
私たちは日本円だけを大切に銀行預金に貯めていく、という資産づくりでは、世の中の変化についていけないということなのです。
- 日本以外の通貨を持つこと
- 預金以外の資産を持つこと
によって、世界のお金の動きを自分の資産のプラスにしていくことができます。
様々なお金の運用方法から、自分に合った資産形成を見つけよう
お金の勉強は、
- お金の運用方法
- 運用方法によるリスクの違い
を知り、自分に合った資産形成はどんなものなのか、選択できる知識をつけていくことです。
お金の知識を身につけて、経済ニュースを楽しみながら、自分の資産づくりを進めていきましょう!